この下の記事に載っている犬達、
どなたか、飼っていただけませんでしょうか?
殺処分の期限が間近に迫っています。
実は・・・
黒い犬と、白い柴と、茶色の柴についてなんですが、
掲載してすぐに
「黒い子は、私が引き出します」
という方が現れました。
電話でお話してみると、誠実そうな方でした。
センターに殺処分をとめてもらい、
ワクチンを打ってもらいました。
希望者さんにはセンターに犬を見に来てもらう事にしました。
最寄の駅で待ち合わせをしました。
私は車で迎えに行きましたが、
彼女が駅に現れることはありませんでした。
1時間待ちましたが来ませんでした。
その後、電話してもメールをしても連絡が取れません。
がっかりしていると、また別の方から
「僕が2匹引き出します。知人も2匹飼えるというので、
合計で4匹、引き出します」
と連絡がありました。
電話で話しをさせて頂くと、
今度こそ!この方ならば!と思いました。
しかし数日後、簡単なメールで断られました。
結局、上記お二人については、
何の理由があったのか分かりませんが、
急に話がダメになりました。
元々、一番悪いのは飼育放棄したり、
いい加減に飼って迷子にしてしまったりする人間が悪いです。
それは良く分かっているのですが、
「引き出す」
と言ったならば、引き出して貰わないと困ります。
このように書くと、余計に「私が引き出します」
と連絡を下さる方が減るのは良く分かっているのですが、
書かずには、いられませんでした・・・・
なぜかと言うと、「黒・白・茶の犬を引き出す」と、
センターに告げると、その子達は処分をまぬがれます。
ただ、その後に入ってくる子達は、
収容される場所が無いので、
処分を延長されるチャンスもなく、
殺処分に回されるのです。
ここに載っている処分された子達は、
黒・白・茶の犬達が、予定通り引き出されていれば、
きっとまだ処分される事はありませんでした。
黒・白・茶の命と引き換えに、
みんな良い子だったのに、5匹の犬は殺されました。
軽い気持ちで「引き出す」と言い、
軽い気持ちで「キャンセル」する。
これが、軽い気持ちで「飼い始め」、
軽い気持ちで「放棄する」人達と、
どこが違います?
本人にとっては、
何かどうしようもない理由があるのかもしれません。
でも、そんなにも簡単にキャンセルする位ならば、
元々「動物は飼えない」人なのですよ。
私が記事に「よく考えてからご連絡下さい」
と書いているのは、こういう事なのです。
犬や猫は、誰にでも飼える動物ではありません。
黒・白・茶の処分がとりあえずまぬがれたから、
「あ〜良かった!!」
とは簡単には思えません・・・・
だからと言って、他の犬を助ける為に、
黒・白・茶が処分になっても、
「あ〜良かった!!」
とも思えません・・・・
助けられる動物達の数は限られています。
残念ながら、全員救えるとは、元々考えていません。
でも、1匹でも多く助けられる子がいるならば、
なんとか助かって欲しいと思っています。
自分で1匹でも引き出せば良いのは分かっていますが、
保護犬猫達、自分の犬猫達の世話もあり、
今の状態では、私はこれ以上は引き出せません。
私に出来るのは、ブログに載せる事と、
引き出して下さった方へのフォローだけです。。。
どなたか、1匹でも飼って頂けませんか?
ご検討よろしくお願いします。
2009年08月19日
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一人目の方は約束の場所にも現れず、その後連絡も取れないなんて、もしかして悪戯?って疑いたくなってしまう。
もしも、みんな善意の気持ちからなら、ちゃんと考えて、しっかり気持ちを伝えてほしいしね。
この前の東京都の冊子の内容ではないけど、可哀そうとか、可愛いとか、一時の感情だったら手を差し出すべきじゃないと思います。
引き出してくれるという話を聞けば、
私も期待してしまうので、
やはりキャンセルとなると、
本当にガッカリしてしまいます。
声をかけて下さるのは、嬉しいのですが、
その分、キャンセルになった時の
ガッカリ感と言ったら、表現できません。
犬に申し訳ないですしね・・・