2011年02月06日

動物を飼うという事(6歳、下半身不随のトイプー)

先日、ブログに掲載しました

6歳トイプーについてです。

こちら


心優しい方がトイプーを

引き出してくれました。

そして、MRIを撮ってくれました。

検査結果です。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

半身不随が治る、

治らないの問題ではなく、

命が助かるかどうか五分五分。

という厳しい状態でした。


脊椎神経がパンパンに腫れて、

脊椎腔内で圧迫され

下半身が動かないとの事。

ここ4〜5日から1週間が山で、

脊椎神経の浮腫が治まってきたら、

命が助かるけれど、

浮腫が胸椎まで進むと、

今度は前足が麻痺してくるそうです。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


この犬は、老夫婦が飼っていました。

奥さんが亡くなり、

ご主人が「飼いきれない」と、

飼育放棄しました。



元の飼い主の

亡くなった奥さんは、

可愛がっていたようで、

Tシャツを脱がしたら、

下に人間の暖か下着で、

手縫いのシャツを

着ていたそうです。



奥さん、自分が亡くなった後に、

犬がこんな事になってしまい、

センターに飼育放棄され、

死んでも死にきれないのでは?



たまたま飼ってくれる人が

見つかったから良かったですが、

「たまたま」ですよ。



MRIは本当に高額ですし、

お金がかかる犬を、

飼ってくれる人は、

なかなかいません。



だからこそ、飼い主が責任を持って、

飼っている動物は、

最期まで飼わなくちゃダメなんです。



それが出来ないのなら、

最初から飼わないで。

捨てられた動物達はミジメですよ。



このトイプーは、

朝、検査センターに預けて、

また捨てられたのか・・と、

不安だった様子のようでしたが、

夕方に迎えに行った所、

喜んでくれたそうです。



動物は、よく分かってます。



私は、こういう事を

何年もやっていますから、

「犬(猫)が飼いたい。紹介して欲しい」

と、よく言われます。




それぞれのご家庭に

合った子を紹介していますが、

年配の方には、

「もっと若い子が良い」とか

「子犬希望」

と言われる時があります。

しょっちゅうです。

今日も言われました。



希望者様の年齢にあった

成犬を勧めてみるのですが、

私は、とても元気。

最近は平均80歳まで生きるでしょ?


と言われてしまいました。





「今」元気だから、

10年、15年先も元気だと思う。

だからなのでしょうけれども、

元気か、元気じゃないかは分かりません。

65歳から子犬を飼ったら、

15年後は80歳です。




私は、自分の父親が病に倒れて、

急に亡くなった経験があるので、

「今、元気」だから、

「今後も元気」とは全く思えません。

父は、全く病気も無く

元気に過ごしてきたのに、

67歳で急に亡くなりました。




センターに出入りしていると、

年配の方がよく飼育放棄にきます。




ご夫婦のうちどちらかが、

病気になられたり、

亡くなったりした事が原因です。



年配の方がお一人で

飼われていた動物が

放棄に入る事も、よくあります。



飼われていた方が亡くなり、

その息子さん(娘さん)が、

放棄に来るのです。



動物は、飼い主がいなくなったら、

生きてはいけません。




自分に合った動物を選んで下さいね。



動物が老齢になる時、

あなたは何歳ですか?

動物の介護が出来ますか?

人間にも医療費が掛かるように、

動物も老齢になると

医療費がかかります。




「自分は元気!」

という方に、こういう話をするのは、

とっても言いにくい話ですが、

でも、私はします。

なるべく角が立たないように

話しているつもりですが、



分かってくれる人、

分かってくれない人、

半々です。そして、


ボランティアさんは譲渡してくれないむかっ(怒り)

とか、

失礼なやつexclamation×2

と言われ、結局ペットショップで、

子犬を買われた事もあります。




私は、どーしたら良いんでしょう?



何かあった場合に、

引き続き飼ってくれる人(息子・娘)に、

きちんと承諾を得てから

飼い始めてほしい。

と話をしても、



いま言えば、きっと反対される。

でも、何かあれば必ず引き取ってくれるはず。




こんな風に言われて、

「あーそうですか。では譲渡しましょう」

って言えます???





犬(猫)が好きならば、

自分の子を愛するならば、

その子の最期までを考えて

飼育をするのが

当たり前ではないんでしょうか?



動物がいないと寂しい。

癒されたい。

それだけで飼うのは愛情ですか?



自分が元気な時、

自分が生きている時だけ可愛がれば、

それで良いって事は無いでしょう?






posted by ココニャンママ at 01:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
愛らしいお顔で・・でも痛みもそうとうあるのでしょうね・・運命は残酷です。

せっかく・・・やっと幸せになれたと思ったら、今度は命が危ないだなんて!飼い主様もかなりのショックを受けているのではないでしょうか・・なんとか浮腫が引いてくれる事を祈るしかできない自分が情けないです。

私も保証人がいないと高齢者への譲渡は断っています。去年は障害のある方が希望されましたが、活発な子猫は無理と判断し断ったのに、別でもらったらしく大きくなって飼い続けるのが難しいと相談がきました。なんとか
飼ってもらっていますが、安易な譲渡はしないでほしいと思います。危なくセンター行きでした。。。。
Posted by Miko at 2011年02月07日 03:20
Mikoさん

高齢者の方、とても可愛がってもらえるのは
よくよく分かっているのですが、
でも、動物の年齢を考慮すると譲渡できない場合もあります。

10歳位の犬猫ならば、貰い手も少ないし、
高齢の方も、そのくらいの子達の方が
性格的にも落ち着いているし、
犬猫も飼えるし、良いと思うのですが、

「若い子若い子!子犬子犬!」
と言われる方のなんと多い事か・・・

と思っちゃいます。

でも、あまりにも断るとペットショップで
子犬を買ってきたりするので・・・
どーしたら良いもんかなーと、
毎回考えてます。
Posted by ココニャンママ at 2011年02月08日 23:19
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