2011年03月07日

繁殖について

繁殖についての話です。

長くなります。

公園で純血種を散歩させている人達が、

避妊させるのはもったいない。

とか、

お嫁さん迎えたのねるんるん

とか、

こんな話をしている時があります。



繁殖には「向く犬と向かない犬」がいます。

野生動物の場合は自然淘汰があるので、

弱い生命体は生き残れないからこそ、

種が守られている

(遺伝性疾患が蔓延しない)のです。

野生動物で奇形の子はいませんよね。




本当に犬を愛しているのであれば、

繁殖は慎重に考えなければなりません。



純血種の場合は、

人間が作った犬なので

その犬種特有の疾患があります。



犬の場合は人間のもとでしか

生きられない動物だからこそ、

人間がバースコントロール

(繁殖のコントロール)を

しなくてはいけなくて、




犬種の家系のライン

(家系図)によって、

例えば、おばあちゃんに

遺伝性疾患が出たら、

隔世遺伝で、

孫世代に出る可能性があります。




特に犬の場合は、

隔世遺伝が多いと言われています。



母親犬が元気でも、

その家族に遺伝性疾患があれば、

元気な母親犬が産んだ子犬が、

病気じゃなかったとしても、

遺伝性疾患の因子は

持っているという事です。



なので、ペットショップで

飼ったような犬などは、

その犬の家系が

遺伝性疾患を持っているかどうかが

分からないからこそ、

繁殖には向かないと

いわれています。




良いブリーダーさんは、

ちゃんと調べて繁殖しています。



ブリーダーさんは、

その犬種の門番じゃないと

いけないと言われています。




その犬種を愛しているからこそ、

疾患が出ないように、

良い犬を作る為に頑張っています。



なので、繁殖は

プロに任せるべきだと思います。



そうすれば種の絶滅にはなりませんし、

不幸な犬も少なくなります。



産ませるのは簡単だけれども、

もし遺伝性疾患が出た場合、

犬にとっても、

飼い主さんにとっても

大変不幸なことです。




例えば、ダックスは

急に人気が出た為、

素人が自家繁殖し、

多くのダックスが

遺伝性疾患で今も苦しんでいます。



私の知り合いのダックスも、

自家繁殖の結果、

目が見えない子や

歩けない子がいます。



かわいそうな事に遺伝性疾患は

治療方法はありません。

(股関節形成不全などの場合は、

手術などで治る場合もありますが)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

私が出入りしているセンターには、

2月からちょこちょこと

子猫が収容され、3月、4月と

どんどん子猫の数が増えていき、

秋まで毎月毎月平均して

200匹の子猫が収容されます。



毎月20匹じゃなくて、

毎月200匹ですよ。



このほとんどの子が

殺処分されるか、

病気で命を落とします。



自分の家の可愛い子達の

子どもが見てみたい。

という思いは、私も

すごく共感できるのですが、



でも実際に物凄い頭数の子達の、

殺処分されている現実を

目の当たりにすると、

新しい命を作る事が

はたして良い事なのかどうか。

と思います。




繁殖した子達全てを

飼い主さんが自分で飼うならば、

まぁいいのかな・・・とも思いますが、

でも、新たに数匹を飼う余裕があるならば、

殺処分される子達を

飼ってくれれば良いのになと

思ってしまいます。




また、数匹生まれたうちの1匹だけを

自分で飼って、他の子はあげてしまう。

という方もいますよね。




私は里親さん探しのボランティアを

もう何年もやっておりますが、


良い里親さんを探す事は

簡単な事ではないと

痛感しています。



みんなが自分と同じように

犬猫を可愛がってくれるとは限りません。



自分の可愛い子(犬・猫)が産んだ

可愛い子達が、

ぞんざいに扱われていたら、

どうでしょうか?





posted by ココニャンママ at 01:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

私もココニャンママさんと全く同じ考えです。

去年の末くらいまでは私もうちのチワワに赤ちゃんをって思ってました。

でも今は動物たちの現状を知るうちに、赤ちゃんの数の分の他の子たちを助けられるって変わっていきました。

なので今ヒート中ですが終わったら避妊手術させます。

本当に皆さんにも読んで頂いて是非センターの子たちに目を向けて欲しいと思います。

Posted by 恵 at 2011年03月07日 01:53
こんにちは。
我が家には繁殖所倒産レスキューの犬がおります。

この犬はその種にしてはとても小さく、無理な繁殖で産まれたのでしょう、てんかんがあります。同じ血筋と思われる犬にもてんかんがあります。

ショップで買った子犬が、うちの子の産んだ子犬だとしたら、子孫にもてんかんが出るかも知れません。奇形が出るかもしれません。

一生のてんかんと付き合えますか?
歩けない犬を15年介助できますか?
それが産まれた子犬全てだったらどうしますか?
保健所に持ち込むのでしょうか?

良い事ばかりを考えるのは危険です。
Posted by とろろ at 2011年03月07日 08:20
こんにちは!
繁殖の季節ですね…。
いつも大変かと思いますが、ボラさん達も特に大変な時期かと思います。。
また離乳してる子でしたら預かれますので、おチビなら…〜10匹くらいなら?笑
またその時はご連絡下さい。
あと4〜6月にまたセンターへ行けたらいいなと思ってます。

とりあえずまずはしろみからっっ。汗
Posted by ネギニラ at 2011年03月07日 19:53
恵さん

繁殖は本当に難しいですよね。
病気が出てから後悔するのでは遅いので、
多くの方に知って頂きたいと思います。

・・・・・・・・・

とろろさん

ブリーダー崩壊。最近多く聞きます。
無責任でホントに頭にきますね。
命を扱う職業ですから、責任を持ってしていただきたいです。

知らない人が多すぎますよね。

・・・・・・

ネギニラさん

いつもありがとうございます。
色々と落ち着いたらまた相談させて下さいね。
猫の神様がついてるネギニラさんなら、
安心です(^^)
Posted by ココニャンママ at 2011年03月16日 11:02
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