センターに収容される犬猫達は、
具合の悪い子も多く、
例えば交通事故で下半身不随だったり、
皮膚病でボロボロだったり。
まぁ、もちろん内臓に問題があったり・・。
と、色々ある訳です。
私はとにかく諦めが悪い性格なんで、
簡単に「処分でも仕方ない」と思えない。。。
例えば、難しい皮膚病の子でも、
専門の先生に診てもらって、
病気の原因が分かったり、
どうやって治療すれば良いかが分かっていたら、
新しい飼い主さんだって、
治療費にいくら位かかるのかもめどが立つし、
その子に必要なケアが自分で出来るのか、
という事も事前に分かっていたら、
家族に迎える決心も付きやすいんじゃないかな。。
と思ってしまいますし、
怪我の子は、怪我した直後に
すぐ手術しなければならない事がほとんどなので、
迷っている間もなく病院に行きます。
とにかく・・・
「命さえあれば、チャンスはある」という事を、
今まで何度も経験しているからです。
でも、こういう子を見て、
「この子は状態悪いから殺処分になっても仕方ない」
って簡単に思えたら、
どんなにラクだろうかと
毎日のように思ったりもします。
諸事情があるので、病院に行った全ての子を
掲載は出来ませんが・・・
↓最近、病院に行った子達↓
ひかる君。交通事故で下半身不随。
手術しました。

プーチ。交通事故で骨盤骨折。
手術しました。
おとめちゃん。皮膚疾患で、
皮膚科専門の先生に診てもらいました。
保護宅でだいぶキレイになりました!
だんぺい君。皮膚疾患から、
耳の穴が無くなるほど腫れてしまっていました。
皮膚科専門の先生に診てもらいました。
新しい飼い主さん宅でだいぶキレイになりました!

どの子も、引き出し場所が決まりました。
そして最近、この子も連れていきました。
殺処分目前のキョンシー。
オシッコの出がおかしいのです。
動物病院でも良い子にしていました。
先生、触診した瞬間に苦笑いされていました。
何故かというと・・・
レントゲンを撮ったら、こんなに大きい石が!
超〜〜〜〜〜〜〜巨大な膀胱結石です。
鶏卵サイズが1つと、少し小さいのが1つ。
合計2つです。
こんなのがあったらオシッコも出ない訳だ。
「取ればすっきり治ると思われる」
との事なので、取る手術をする事にしました。
取って、すっきりして、
新しい飼い主さんも見つかって!!(祈)
そして・・・この子も病院に連れていきました。
オスの柴犬。パンダ君です。
初めて見た日、
「うわ・・また難しい子が収容された

と思いました。
動物の皮膚科専門医で検査しました。
結果は1週間位先になります。
ホントに・・簡単に諦められたら、
どんだけラクになれるかな〜と思います。
まぁ、でも出来ないんですよね(^^;)
仕方ないね。性格だから。
でも、やるだけの事をやって、
それでも殺処分になってしまうのならば、
「仕方ない。これもこの子の運命」
と、無理矢理思う事にしています。
もう、そう思うしか無いんだもの。
悲しんでる暇もなく、次々収容されますしね。
マンションで大型犬不可や2匹までなどの規約がある為、みかんちゃん親子の件確認中です。また家族の意見もあり厳しい状況ですが、確認取れたらアンケート出したいです。
みかんちゃん親子にとって良い方向に向かって欲しいです。
そのおかげで、良いご縁を頂きました。
「命さえあればチャンスがある」この言葉心に沁みます。
一方で、次々と収容される動物たち。全国の保健所で起きている「現実」は、一般の方々には私たちが思っている以上に知られていないようです。「情報公開」を進めなければなりませんね。