猫エイズについて記事を書いて下さいましたので、
紹介させて頂きたいと思います。
ぜひご覧になってください。
(以下、Iさんの文章です)
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わが家はレギュラー7匹+α保護猫の大家族です。
猫はそれぞれ個性豊かで、
一緒に暮らしていると生活に彩りと癒しを与えてくれて、
大切な家族です。
その中でエイズウイルスキャリアもいますが、
他の感染していない猫と何も変わりません。
エイズを発症をしていないので
悠長なことを言っていられるのかもしれませんが、
私が楽天的なこともあって、
例えば人にも、お腹が弱くて下痢をしやすい人、
頭痛持ちの人、腰痛持ちの人、
コレステロールが多くて医者に怒られる人など、
それぞれ健康上不安なところがあります。
同じように猫にも個体それぞれに
下痢をしやすい、吐きやすい、
涙目など健康上の不安がありますが、
エイズウイルスキャリアもその一つのように思っています。
ざっくりいっちゃえば健康上の個性。
猫エイズは発症してしまうと、
免疫不全に関連する諸症状で死に至る病気です。
「死」は怖くて辛いです。
ですが猫も人も生き物である以上、
いつか何かしらの要因で死にます。
死ばかりクローズアップして、
今を楽しく豊かに暮らすことをあきらめるのは
もったいないと思うのです。
なので、縁を感じた、気に入った猫が
エイズウイルスキャリアでもあきらめないでください。
もしかしたら発症をして
猫の平均寿命より短い生涯になるかもしれません。
辛い別れになるかもしれません。
でも人にも猫にも代え難い家族や思い出ができます。
それに発症しない可能性もありますし、
獣医学も進んでいますので、
完治はできなくても進行を遅らせて
快適に過ごさせてあげられるようになるかもしれません。
ちなみにわが家のエイズウイルスキャリア事情。
1匹目はエイズとは関連のない慢性腎不全で亡くなりました。
別れは辛かったですが、とてもよい子で、
その子の事はあたたかい思い出です。
2匹目はまだ若く、とても性格のよい子で
エイズウイルスキャリアの成猫オスにも関わらず、
里親さんに迎えてもらい大切にしていただいています。
ものすごい味のある甘えっ子です。
3匹目は路上でうずくまっていたおじいちゃん猫で
エイズウイルスキャリアでした。
保護した時から片肺が
エイズ関連ではない腫瘍で埋まっていて、
余命3カ月といわれていたのですが、
9カ月経っても元気です。
エイズは発症していません。
エイズはストレスなどにより
免疫が下がると発症すると言われていますが、
このおじいちゃんには当てはまりません。
ただ、わが家のエイズウイルスキャリアたちが
ラッキーなだけかもしれません。
死に至る感染症である限り、
絶対に未感染の猫に感染させてはいけないのです。
猫エイズについて
下記のサイトにとてもわかりやすく書かれています。
「猫エイズの豆知識」
新たに猫を迎える際、特に右カラムの
下記3つだけでもお読みになると参考になります。
・多頭飼いと猫エイズ
・子猫の感染と検査
・母子感染