ご飯も食べ、立ち上がって歩いていた黄門様。
しかし、老犬にはセンターの環境は苛酷過ぎます。
大好きだった飼い主さんもいない。
知らない場所。知らない人。
そして、知らない犬達に囲まれるという、
ストレスの多い、緊張に満ちた状態では、
精神的にも肉体的にも負担がかかるのは当たり前。
収容されて、じきに食べられなくなる。
立てなくなる老犬は今までもたくさん見てきました。
黄門様も、立てなくなり、食べられなくなりました。
そして、殺処分になりました。
黄門様に青い首輪をつけた飼い主は、
自宅から居なくなった黄門様の事を探していないのだろうか。
それとも、捨てられてしまったのだろうか。
もう食べる力が残っていませんでした。
この写真、ジャーキー咥えているのわかりますか?
天国でゆっくり休んで欲しいし、
今度生まれてきたら、最後まで看取ってくれる飼い主さんに出会って欲しいです。