2012年11月11日

殺処分になったハス君

先日、殺処分になったハス君のことです。


hasu.jpg

↑写真クリックで詳細ページにいきます


とっても立派なルックスで、かっこいい子でしたが、

残念ながら殺処分になりました。




ハスは未去勢だったため、

他の犬に対してとてもきつい所がありました。



よく、ビーグル(?)の友蔵がやられていて、

それはそれは可哀想な状態になっていました。




これをやめさせるには、

ハスを他の犬と一緒の部屋にさせない必要がありました。



ただでさえ収容頭数が多く、収容場所が無い中、

ハスには1部屋が必要でした。



また、ナーバスな子で警戒心も高かった為、

人間が収容部屋に入ると、

吠えて向かってくる所がありました。




もちろん、触る事は出来ません。

「お座り」といえば、お座りも出来ましたし、

おやつも優しく食べる事も出来ましたが、



人間と一緒に問題なく生活を送るようになれるまで

リハビリするには、とても時間の必要な子でした。




センターはシェルターではありません。

長く残してもらっている子もいるので、

ここのセンターはシェルターだと思われがちなのですが、

殺処分場です。




どの子もみんな、頼んで殺処分を延期してもらっています。



収容頭数がいっぱいになれば、

殺処分になる子が出てきます。



収容スペースさえあれば、ハスにも

もう少しチャンスの時間があったかもしれません。



センターでは多くの未去勢、未避妊の犬が収容されています。



1匹のメス犬が発情しただけで、

気が立ってしまう子、他犬と喧嘩っぱやくなってしまう子、

食欲がなくなってしまう子、

色んな子がいます。




発情中のメス同士の喧嘩は、オス同士の喧嘩よりもきつく、

殺し合いにまで発展する事もある事をご存知ですか?



ご自分の家に犬猫がいるなら、

必ず避妊、去勢をしてあげてください。



もしも・・・・もしも自分が飼えなくなった時に、

未避妊、未去勢の犬猫は問題が出る事が多く、

貰い手を見つける事が困難な事が多いです。



ハスも、もっと若いうちに去勢されていれば、

ここまでピリピリした子ではなく、

新しい飼い主さんを見つけてあげられたかもしれません。





posted by ココニャンママ at 08:01| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
せめて、去勢をして上げていれば、ハスくんも穏やかな子になっていたかもしれないね(/_;)

ココニャンさん、いつもお疲れ様です!!
Posted by maron at 2012年11月11日 12:01
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。